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〝色〟がない写真だね、と言われることがあります。
奇抜さがないとか、作家性がないとか。

でも、そう言われると、僕はうれしい。

僕にとって写真は、アートではなく、記録だから。
その時、その場所に、その人がいたという、記録。

だから、その人らしい表情、しぐさ、たたずまい、
人生から切り出されたような写真が撮れたら、最高!

写真より、人が好きなのかもしれません。
カメラは、人を知るため、
人に喜んでもらうための、手段であって。

今日、会う人は、どんな人かな?
どんなお話が聞けるかな?
と、いつも、わくわくしています。

お一人、お一人との、ただ一度の出会いに。
その方ならではの色を、映しだせることに。